こだわり夫と365日

適当妻と繊細夫と男子二人の暮らし

考え方の違う人とのコミュニケーション

私の家にでっかいホワイトボードがリビングの壁にぶら下がっております。

これは何に使うかというと、夫と話し合う時にかなり活躍してくれるのです。

 

家の夫は理系人間なので理論的な話し方でないと話を理解してくれません。

対して私は感情的、直感的な人間なので、理論的に話をすることは苦手、どうしても感情に基づいて話をするので、話が飛んだり省略して話してしまいがちのようです。そして、ある言葉に反応して直感的に反射で返してしまうことも多いと思います。

 

なので私の話がよくわからないと夫は自分の想像で私の話を理解して、とんでもない誤解を生じることがよくあるのです。

 

例えば夫が私に「今日ダイエー行った?」と聞くので、私も「今日はダイエー行ってないよ。」と答えると、

夫は、おかしいな、でも買い物袋はここにあるのに…。何か隠しているのでは…。と思うらしいのです。

夫はこの質問で「今日はダイエーにはいってないけど買い物に行ったよ」という答えを求めているようです。

 私はダイエーという具体的な店名が出てきたら、店名が重要だと思ってしまいます。

なので、そこには行っていないと答えるのですが、夫にとっては「今日どこかに行ったの?」くらいのニュアンスみたいです。

 

この話で、私に 不信感を持った。何か意図的に隠しているのでないとしたなら、相手がどんな意図をもって聞いているのかわからないことがおかしいと言われ…。私としては本当に青天の霹靂でした。

 

またある日では、私が夫に「〇〇〇ってこの前言ったじゃん」と話したとき「それっていつ」と聞くので いつだったかなと思い出しながら「△△△の話をしてた時で□□があったとき」と伝えていると「だからいつ?」と怒り出しました。

これも質問に誠実に答えないあなたのことを信じられないと言われました。

 

夫の中では、いつと聞いたのに時期を答えないのは話の論点ずらしをして、話をうやむやにしているのだ。そのやり方は話の本質をうやむやにして分からなくさせるのにすごくうまい方法だ。となるようなのです。

 

↑確かに上記目的のためにしているのであれば信じられないにつながるのも分かるのですが、急にそんなことを言われた私は混乱するばかりです。

 

このように私たちは夫婦でツーカーには程遠く、混乱した時には文章にして、耳だけではなく目で見えるようにして、コミュニケーションをとるようにしています。

 

目で見えるようにすると私も自分の言いたいことが整理できるし、相手の言っていることも分かる気がします。

 

夫は私から見ると「そんな風にとらえた!?」と驚くことが多いですが、その人のとらえ方自体を変えることなんてできないし、そんな不毛な勘違いを解くことの方が建設的かなと思うのです。

 

因みにこのホワイトボードは息子の落書き帳や、幼稚園の身支度の時のTODOリストにも活躍しています。

 

息子も私たちの会話を見ているからかどうか、伝わらなければ絵や文章で私に伝えてくることがあります。将来プレゼンにも役立ったりして。