こだわり夫と365日

適当妻と繊細夫と男子二人の暮らし

なんでも食べる1歳児

つい先日のことです。リビングの机の上に買い物袋を置いたまま、ご飯を炊こうとキッチンにいると、口をもぐもぐとさせた次男がやってきました。何かイヤ~な感じがしつつ口を開けてみると「鳥の生肉!!」

 

1歳児が口になんでも入れてしまうことは日常茶飯事なのですが、これにはさすがにヒヤッとしました…。

 

すぐにのどに手を突っ込んで吐き出させれるだけ吐き出させ、相談ダイヤルに電話をし、様子を見て何もなければとりあえず一安心というところでした。

 

その後数日間様子を見たのですけれど特に下痢をするでもなく元気な様子だったので本当に安心しました。

 

なので、今日は乳児の救急処置、中でも誤飲についてまとめてみようと思います。

 目次

 

病院に行くべきかどうか迷う時、どんな対処をしていいかわからないとき、救急相談ダイヤルにかけて相談するという方法があります。(こちらに電話すると看護師さん等が対処の方法を教えてくれます。また、受診可能な病院もここで探してもらえます。)

私も先日こちらに電話したのですけれど、とりあえず私がやった吐き出させるのは正解だったようです。

その後、取り除けなかったものが胃で消化されるとき吐く反応があること、腸に到達したら下痢が起こるかもしれないこと、悪い細菌に感染していたら腸管から出血するので、血便があるかどうかを観察することなどを教わりました。

そして今は経過を見るしかなく、今できることはない。ということも教えていただけました。

もちろん何も起こらないこともあります。

幸いうちの子は何も起こらずピンピンしていたので本当に良かったです。

 救急相談ダイヤル一覧 (主に関東になります)

全国

小児救急でんわ相談  ♯8000 厚生労働省 (全国)

こちらにかけるとお住いの都道府県の相談窓口に自動転送され、相談を受けられるそうです。

詳しくは↓

小児救急電話相談事業(#8000)について |厚生労働省

 

東京都

消防庁 ♯7119(携帯電話 PHS プッシュ回線)

つながらないときは…23区03-3212-2323

        多摩地区042-521-2323

 詳しくは↓

 

東京消防庁<安全・安心><救急アドバイス><救急相談センター>

 

 

神奈川県

・かながわ小児救急ダイヤル

  ダイヤル回線、IP電話PHS

または市外局番が“042”のプッシュ回線でご利用の場合

045-722-8000 

詳しくは↓

かながわ小児救急ダイヤル - 神奈川県ホームページ

・神奈川県医師会中毒情報相談室

家庭用化学製品の誤飲・誤食による急性中毒の電話相談窓口です

詳しくは↓

神奈川県医師会中毒情報相談室トップページ

・横浜市消防局 救急相談センター ♯7119 

詳しくは↓

横浜市 医療局 トップページ

 

 千葉県 救急安心電話相談  #7009 または 03(6735)8305

       こども急病電話相談 #8000または043(242)9939

詳しくは↓ 

https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/kikaku/kaiin.htm

 

埼玉県 #7119 又は 048-824-4199

(ダイヤル回線・IP電話PHS・都県境の地域で御利用の場合)
  #7000(大人の相談、医療機関案内)
   #8000又は048-833-7911(子供の相談)からも可能

詳しくは↓

埼玉県救急電話相談 - 埼玉県

 

誤飲をしてしまった時の対処法 

*1

何か飲んだかも?のサイン

  • 突然泣き始めた
  • 突然吐き始めた
  • 突然呼吸が苦しそうになった
  • 突然顔色が悪くなった

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  何を飲んだか確認する!!

 

少量なら様子を見て! 

  • 紙おむつ、ティッシュペーパー、新聞、クレヨン、鉛筆、硬貨、シャンプー、
  • 石鹸、化粧水、クリーム、口紅、酒、コーヒー、洗剤類、入浴剤

 ※いずれも水や牛乳を飲ませて、その力で誤飲したものを吐き出しやすいようにします。口の中に残っているものは指で掻き出し、ふだんと変わらなければそのまま様子をみます

 

吐かせてすぐ病院へ!

  • たばこ、医薬品、ホウ酸団子、香水、防虫剤

※たばこから溶け出したニコチン液は体内への吸収が早いので、何も飲まずに吐かせて。防虫剤も牛乳を飲ませると吸収が早くなるので水を飲ませて吐かせます。

 

吐かせずに病院へ!!

  • 漂白剤、トイレ/お風呂洗剤、カビ取り剤、ボタン電池、乾電池、マニキュア、
  • 除光液、殺虫剤、灯油、シンナー、ガソリン、とがったもの

※誤飲した場合はとにかく吐き出させることが重要ですが、吐かせてはいけない例外がこれらです。吐かせることで食道やのどを痛めたり刺さったりする危険があります。

 

あれから次男は何事もなく元気に過ごしております。小さい子の安全を守るのは親の役目。いつも心にとめておこうと思います。

 

みなさまも元気に過ごされますように! 

 

 

*1:主婦の友社 育児大全科新版 平成22年4月20日発行 誤飲・窒息ページより抜粋