偽物のサンタクロースと父の配慮
最近上の息子が「母さんにもサンタさんがくるかもよ(^_-)-☆」と言ってきます。それは嬉しそうに。「足に履くものが届くんじゃないかな~って思うよ」って。
どうやら夫と上の子と私のプレゼントを選んでくれているようです。
サンタさんの話題が出ると、何か言いたげに口をもごもごとさせながら「母さんサンタさんくるよ」と言いたくてしょうがない様子。
ここにも夫の考えがあるようで、サンタさんが本当ににいると思っている現在と、実はいなかったと知る未来のギャップがあってはいけないというものらしいです。
この落差が大きいと気持ちの落胆も大きくなるからということらしいので、このギャップを小さくするにはどうしたらよいだろうと考えた行動が、子ども自身がサンタになるというものみたいです。
いると信じていた夢の存在が本当はいなかったと知るとき、確かにショックで落胆するかもしれません。その気持ちを小さくしてやりたいという夫の気持ちは確かにわかります。夫は私が思いもしないところから子供たちのことをフォローしてくれています。
自分が全く気が付かないところ。きっと一人で子育てをしていたらすごくたくさんあると思います。だから、子どもたちには多くの人と関わってほしい。きっと楽しいことも多い代わりに悲しい思いをすることもあるかと思いますが、きっと本人のためになってくれるのではないかなと思っています。
今は本当のサンタさんは子どものためにやってきてくれると思っているようですが、いずれ必ず誰がサンタだったのかを知るときが来ると思います。でも偽物のサンタさん(父と母)はどんな気持ちで子供たちにプレゼントを選んで、どんな気持ちで枕もとにプレゼントを置いていたか、自分が偽物のサンタさんをすることで分かってくれるといいな。
明日はクリスマスイブですね。
皆様楽しい素敵な日になりますように!